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ハローワークとはどんなところ!?受けられるサービス内容を分かりやすく解説

ハローワークと聞くと求職中の人が仕事を探すために行く場所と言うのはすぐに思い浮かぶと思いますが、それ以外にも様々なサービスがあるのを知っていますか。ここではハローワークがどのようなサービスを行っているかを分かりやすく解説して行きます。

目次

ハローワークとは?

ハローワークは、仕事探しや転職活動をする人、求人を出したい企業に対して、様々な支援を無料で行っている厚生労働省(国)が運営する公的な職業紹介機関です。以前は「職業安定所(略して職安)」と呼ばれていましたが、地域住民に親しまれる存在となることを目指し公募によって平成2年から「ハローワーク」と呼ばれるようになりました。

ハローワークは、単に仕事を探す場所というだけでなく応募書類の作成方法や面接対策など就職に対するサポート、失業した際の給付金、職業訓練など様々なサービスを提供しています。

ハローワークの主な役割

1. 職業紹介

ハローワークの主要な役割の一つ目が、職業紹介です。これは、求職者と求人企業の希望条件をマッチングさせて、就職・転職を支援するサービスです。

ハローワークでは、求職者の希望条件に合った求人をデータベースから検索したり、職業紹介員に相談したりすることができます。職業紹介員は、求職者のスキルや経験、希望条件などを丁寧にヒアリングし、最適な求人を紹介してくれます。

求人情報は、全国の企業から寄せられた募集内容をデータベースに登録しています。求職者は、Webサイトや窓口でこれらの求人情報を検索することができます。また、企業からの依頼に基づいて、求職者を紹介することも行っています。

ハローワークを介して応募する場合には、求職者登録や紹介状が必要です。

2. 雇用保険

ハローワークの重要な役割の二つ目が、雇用保険の窓口業務です。雇用保険は、解雇や失業といった、収入が途切れてしまう状況において、生活を維持するための支援を行う制度です。

雇用保険に加入していることで、失業した場合や収入が減った場合に条件を満たせば、以下のような給付を受けることができます。

  • 失業給付:失業期間中に生活を維持するために必要な給付金です。
  • 傷病手当金:病気やケガで働けなくなった場合に支払われる給付金です。
  • 育児休業給付:育児休暇取得中に支払われる給付金です。
  • 介護休業給付:家族の介護のために休職する場合、給料が最大で67%支払われる給付金です。

ハローワークは以上のようなさまざまな給付を受けるための窓口業務を行っています。

3. 雇用対策

ハローワークの重要な役割の三つ目が、雇用対策です。雇用対策とは、経済状況や社会情勢の変化に応じて、雇用の安定と創出を図るための施策を指します。

若者や女性、高齢者、障害者など働く意欲のある全ての人々が、能力を発揮し、安心して働き、安定した生活を送ることができる社会の実現を目指し以下のような対策を行っています。

  • 若年者雇用対策:高校や大学などの学校の卒業を控え、今後就職活動予定の方への支援。
  • 高齢者雇用対策:退職後等で高年齢者の方が、年齢にかかわりなく働き続けることができるよう支援。
  • 障害者雇用対策:障害のあるなしに関わらず雇用の場に就き自立した生活が送れるよう支援。
  • 非正規雇用対策:非正規雇用労働者の雇用の安定や待遇の改善を図り「頑張る人が報われる社会」の支援。

ハローワークは働く意欲のある人たちの安定した雇用の実現を目指して活動しています。

4. 職業訓練

ハローワークの重要な役割の四つ目が、職業訓練です。職業訓練とは、仕事に必要なスキルや知識を習得するための訓練です。ハローワークでは、様々な業種や職種に対応した職業訓練(ハロートレーニング)を実施しており、キャリアアップを目指す人々を支援しています。

職業訓練は大きく分けて二つの訓練があります。

  • 求職者支援訓練:求職者が職業訓練によるスキルアップを通じて早期再就職を目指すための制度です。
  • 公的職業訓練:主に雇用保険を受給している求職者がスキルアップを通じて早期再就職を目指すための制度です。

ハローワークの職業訓練は、キャリアアップを目指す人々にとって非常に役立つ制度です。職業訓練で必要なスキルを習得することで、就職・転職活動に有利に働き、より充実したキャリアを築くことができます。

転職でハローワークを利用するメリット

メリット1. 無料で利用できる

ハローワークは、厚生労働省が運営する公的な職業紹介機関のため、求人情報検索はもちろんのこと、面接の受け方や応募書類作りのアドバイス、就職活動に役立つセミナーなど、さまざまなサービスを無料で利用できます。

メリット2. 求人情報が豊富

ハローワークには、非公開求人など、民間には出回っていない求人情報も多数掲載されています。理由としてはハローワークは企業側から求人情報を掲載することも無料のため、急ぎの募集でない場合などには、まずはハローワークで求人募集を行ない、その後、採用が決まらない場合に有料の求人サービスを使って募集をかけていく。というような順番で募集を出す企業が多いため、ハローワークには求人情報が豊富に集まります。

メリット3. 手当をもらいながら転職活動ができる

ハローワークでは失業手当をもらいながら就職活動ができます。また、失業手当を受給中にハローワークを通して採用が決まると再就職手当を受給できるケースもあります。他にも、職業訓練受講給付金をもらいながら職業訓練を受け、スキルアップや資格取得を目指すという方法もあります。

転職でハローワークを利用するデメリット

デメリット1. ブラック企業が多数存在する

ハローワークは求人情報を掲載することが無料のため、求人にお金をかけない(かけられない)企業が多数存在します。その分求人情報は豊富ですが、人材育成にお金を掛けないブラックな企業も多数存在するため注意が必要です。

デメリット2. 採用のミスマッチが多い

ハローワークの求人票は条件を記載する欄が多く、どんな企業かイメージできない求人情報が多いです。またハローワーク内で働く方は公務員や嘱託職員などで転職に対してのプロではなく、採用後のことまでを考えてアドバイスできる職員はあまりいないのが現状です。

デメリット3. 休日の利用ができない

多くのハローワークでは受付時間が平日の8時30分から17時15分のため、平日の夜や休日の利用ができません。インターネットなどで求人情報を検索することはできますが、ハローワークの求人では紹介状を必要とする募集もあるため、平日時間が取れない人には利用しにくい点がデメリットになります。

ハローワークによる転職に向いている人

ハローワークによる転職に適している人は以下のような方になります。

失業中の人

ハローワークの求人には在職者の面接を受け付けていない企業があります。また、ハローワークの窓口はほとんどが平日の昼間しか開いていないので在職者には利用しにくい環境になっています。就職面接会や会社説明会も無料で行っているので、失業中で時間のある人は、是非利用してみると良いでしょう。

退職して間もない人

雇用保険に関する手続きはハローワークで行いますが、条件を満たせば退職後、一定期間は基本手当(失業手当)が支給されます。また、一定期間内で転職が決まると再就職手当が支給されるのですが、最初の一ヶ月以内の転職に関しては転職サイトや転職エージェントによる転職では再就職手当は支給されません。再就職手当を受給するにはハローワークもしくは職業紹介事業者の紹介が必要です。

転職前に資格を取りたい人

ハローワークでは条件の合う求職者を対象にハロートレーニングを実施しています。ハロートレーニングとは受講料の補助だけではなくコースによっては手当を受給しながら転職に役立つ知識やスキルを習得できる公的な職業訓練制度の事です。介護職の研修だけでなく様々な職種の訓練を受ける事が可能です。

地元中小企業を中心に探したい人

ハローワークは地元中小企業の求人を多く扱っています。理由としては管轄地域の企業と繋がりが強いこともありますが、求人掲載にお金がかからないという事が中小企業にとっては大きなメリットとなるからです。急募でない案件などは有料媒体で求人するのはもったいないという理由でハローワークのみで募集をかけている企業もあります。

ハローワークは公的機関のため、様々なサービスを無料もしくは給付金をもらいながら受ける事ができるので、現在失業中の人にはおすすめです。また、求人数が多く様々な業界や職種を網羅しているため、転職先の業界や職種にこだわらない人には向いている転職方法と言えるでしょう。

ハローワークの転職に向いていない人

在職中の人

ハローワークの窓口はほとんどが平日の昼間しか開いていないので在職者には利用しにくい環境になっています。土曜日や夜間に開いているハローワークもありますが、面接日の設定などはハローワークが電話連絡で企業に問い合わせるため、土曜日や夜間は企業に繋がらず面接日の設定ができない事もあります。

好条件の求人を探している人

ハローワークに登録されている求人は無料で掲載できることもあり、急ぎでない募集や特定のスキルを必要としない求人が多いため高年収や福利厚生が充実した求人は比較的少ない傾向にあります。好条件の求人を探している方は転職エージェントなどを利用するのが良いでしょう。

希望の業界や業種がある人

ハローワークには多くの求人情報がありますが、それぞれの分野で専門的な知識を持った職員がいるわけではありません。希望の業界があり、その業界について相談したいことがあっても詳しい情報を提供してくれることがないため、特定の業界や業種にこだわりがある場合は、専門の転職エージェントなどを利用することをお勧めします。

多くのハローワークでは受付時間が平日の8時30分から17時15分のため、在職者の利用が難しいことや、在職者への紹介不可な企業もあるため、勤務しながら転職活動を行う人には不向きと言えるでしょう。また、希望の業界や業種がある人、好条件の求人を探している人などは、転職エージェントなどを利用するのが良いでしょう。

まとめ

無料で資格を取得できるなど失業中の人にはハローワークでの転職は有効な手段です。しかしブラック企業や採用のミスマッチなどデメリットも幾つかあります。在職中や特定の条件を求める方には向いてない場合もありますが、幅広い業界を探す人にはハローワークでの転職は有効な手段です。

ハローワークを利用する際のメリット・デメリットを把握し、転職者自身のニーズに合わせて転職活動を行いましょう。

ハローワークとは?

厚生労働省(国)が運営する公的な職業紹介機関です。以前は「職業安定所(略して職安)」と呼ばれていました。

ハローワークの主な役割

  • 職業紹介:求職者と求人企業の希望条件をマッチングさせて、就職・転職を支援します。
  • 雇用保険:失業給付金など、さまざまな給付を受けるための窓口業務を行っています。
  • 雇用対策:働く意欲のある人たちの安定した雇用と創出を図るために施策しています。
  • 職業訓練:仕事に必要なスキルや知識を習得するための職業訓練(ハロートレーニング)を実施しています。

転職でハローワークを利用するメリット

  • 無料で利用できる:就職活動に役立つ、さまざまなサービスを無料で利用できます。
  • 求人情報が豊富:非公開求人など、民間には出回っていない求人情報も多数掲載されています。
  • 手当をもらいながら転職活動ができる:失業手当などをもらいながら就職活動ができます。

転職でハローワークを利用するデメリット

  • ブラック企業が多数存在する:人材育成にお金を掛けないブラックな企業も多数存在しています。
  • 採用のミスマッチが多い:ハローワークで働く人は転職のプロではないため、採用のミスマッチも多いです。
  • 休日の利用ができない:受付時間が平日昼間のため、休日の利用ができません。

ハローワークによる転職に向いている人

  • 失業中の人:在職者の面接を受け付けていない企業もあります。
  • 退職して間もない人:再就職手当を受給しやすくなります。
  • 転職前に資格を取りたい人:手当を受給しながら資格を取得する事も可能です。
  • 地元中小企業を中心に探したい人:中小企業の求人を多数取り扱っています。

ハローワークによる転職に向いていない人

  • 在職中の人:受付時間が平日昼間のため在職中の方は利用が難しいです。
  • 好条件の求人を探している人:経験のある方は転職エージェントの方が好条件で探すことができます。
  • 希望の業界や業種がある人:幅広い業種を取り扱っているため、専門的な知識が少ない職員が多いです。
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